フィリピンの学校に留学申請をする際には入学金の支払いが求められます。フィリピンで留学生を受け入れている語学学校のほぼすべてが入学金を設定しています。日本円で1万円から1万5千円くらいが多いです。
入学金は学校が留学申請を受け付けるにあたっての事務手数料です。1人の学生を受け入れるためには、部屋の確保や空港への出迎えの手配など、細々とした事務作業がけっこうあるんです。
また、軽い気持ちでの申請を防ぐという意味合いもあります。入学申請を受理すると同時に学校は部屋を一つ押さえます。それで部屋が満室になると、それ以降の申請者はすべて断ります。その後で申請者がやっぱり止めるなんて言い出すと、学校としては損失が発生することになります。
入学金はそういった事態を防ぐ働きも持っています。それゆえ、申請後に入学を取りやめた場合でも入学金は返金されないことになっており、学校側もそれを明示しているのです。
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